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私は京大病院放射線部の新人研修制度と, 研究できる環境が整っているところに魅力を感じ入職を決めました. 現在4年目になりますが, 新人研修の時は1モダリティ3～6か月ほどかけて全モダリティを研修させていただきました. 様々なことを覚えなければならず不安もありましたが, 分からないことはクリニカルコーチや先輩方に相談でき, それぞれのモダリティの基礎を身につけることができました.
また, 最新の装置を使用して研究を行い, 学会や研究会で発表する機会もいただきました. 学術活動に対するサポートも手厚く, 先輩方に抄録やスライド作成の助言をいただけます. 5年目以下の技師は年に1回木曜会という部内勉強会での発表があり, 研究活動につながるよいきっかけになっていると思います.
日々忙しいながらも, 大変恵まれた環境で仕事をできていると感じています. 今後はクリニカルコーチとして後輩の指導や, 論文執筆にも挑戦していきたいと思っています.

R３年　入職
名古屋大学大学院　修了
女性技師

 
京大放射線部の新人研修では約3年かけて各モダリティの研修を行います.
「クリニカルコーチ制度」を導入しており, 研修者一人ひとりにコーチがついて指導してくれるので, 質問がしやすい環境が整っています. 研修を始めた当初は不安が多かったものの, 次第に一人で検査ができるようになり, テクニカルに検査を遂行できた際に非常にやりがいを感じました.
また, 学術活動も盛んに行われていると実感しています. 私は核医学分野で院外発表の経験がありますが, その際には先輩技師からスライド作成や伝わりやすい発表方法について丁寧に指導していただきました.
また, 学術グループの企画では「木曜会」と題して, 部内での発表会が行われています. この会を通して若手技師が, 研究テーマを発見し, 院外発表へと発展させることがよくあります. 皆様から発表に対するコメントをいただけるので, プレゼンテーションスキルを磨く機会にもなっています.
京大放射線部は自身の成長につながるきっかけが多い場所です. ぜひ皆様も京大病院にて切磋琢磨していきましょう.

R４年　入職
京都医療科学大学　卒業
男性技師

私は学部卒業後, 京大病院に入職しました. 京大病院の充実した研修制度と活発な研究活動に魅力を感じ入職を決めましたが, 1年半働いた今, その魅力をさらに実感しています.
まず, 研修制度についてです. 研修者は各モダリティを約3ヶ月ずつ, 核医学や放射線治療を含む全てのモダリティを約2年かけて回ります. 早く当直に入れるようになることを一番の目的とするのではなく, モダリティ横断的に活躍できる技師の育成を目指し, 時間をかけて研修していきます. この制度のおかげで, 研修期間中に確かな知識と技術をしっかりと身につけることができます.
次に, 研究についてです. 京大病院では, 木曜会という技師だけの朝の勉強会があり, 若手技師も年に一度発表の機会が与えられています. これに向けて1年目から研究を行う風潮が根付いており, また木曜会の延長として学会発表を行う技師も多く, かなり研究が盛んな環境です. 京大病院では多種多様な疾患の検査や最先端機器の導入が活発であり, 研究テーマに困ることはほとんどありません. さらに, テーマ探しから発表まで, 経験豊富な多くの先輩技師がサポートしてくれるため, 経験が少なくても研究を進めることができます. 研究が大変そうだからと大学病院を避ける方もいらっしゃるかもしれませんが, 興味はあるもののできるかどうか不安に感じている方こそ, しっかりとしたサポートを受けられる京大病院で研究をすることを考えてみていただきたいです. 私自身, 研究に対して苦手意識がありましたが、2年目で学会発表を経験することができました.
今は入職2年目として臨床と研究の両立で仕事漬けの日々を送っていますが, 恵まれた環境で働かせていただけて本当に有り難いなと心から思っています. 最初に選ぶ病院はこれからの技師としてのキャリアに大きな影響を与える大切な場所です. 十分に検討し, 京大病院を選んでいただければ嬉しく思います.

R５年　入職
大阪大学　卒業
女性技師