骨密度測定検査の概要

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■骨密度測定検査の概要

骨密度測定検査は平成25年1月現在1台の装置が稼働中です。平成20年2月に最新装置を導入しました。

◆骨密度測定検査室

DEXA1

最新の装置で身体の骨塩量を測定します。

■骨密度測定検査とは

骨中に含まれるカルシウムやリンなどの無機塩類(ミネラル)の総称です。英語で骨塩はbone mineral(ボーン・ミネラル)といいます。骨密度測定検査は骨密度測定のことで、骨の密度を測ることによって、主に骨粗鬆(こつそしょう)症の診断に用いられています。また、ホルモンのバランス異常や先天性の代謝性骨疾患による診断や治療にも使われ、病態の解明などに用いられています。

■骨粗鬆症とは

骨粗鬆症では骨の量が減少し骨密度が低下し、骨の構造も骨が折れやすくなります。特に閉経後の女性に多い病気ですが、他にもいろいろな原因があります。日本には推定約1000万人程度の骨粗鬆症患者がいると推定されていますが、この骨粗鬆症によって年間10万人以上の人が大腿骨を骨折しているといわれています。これら骨粗鬆症に起因する骨折によって日常生活能力が低下していきます。骨粗鬆症を早期に発見ることが大切です。