血管撮影部門

概要 | 安全に対する取り組み

血管撮影部門の概要

平成29年4月現在4室が稼動しています。血管造影検査は、専用のX線透視装置を用いて血管の中にカテーテルと呼ばれるチューブを、目的とする血管まで挿入し、そこへ造影剤を注入してX線を使って連続的に血液の流れをDSAや動画で撮影する検査です。

A室(心臓血管造影室)

Bi-plane装置で主に動画による循環器系疾患の検査・治療に使用しています。

B室(心臓血管造影室)

Single-plane装置で循環器、腹部、下肢など多目的の検査・治療に使用しています。

C室(頭部血管造影室)

Bi-plane装置で主に脳神経系疾患の検査・治療、腹部系疾患に使用しています。

3D-DSAにも対応しています。

D室(腹部血管造影室)

Single-plane装置でCT装置を併設し、

主に腹部系疾患の検査・治療、神経ブロックの治療に使用しています。

IVRとは:(Inter Ventional Radiology)

上記の手技を利用して局所に薬を注入したり、血管を塞栓または拡張する治療法です。

Bi-planeとSingle-planeとは

2方向のX線管球を装備した同時に2方向撮影が可能な装置をBi-planeと呼び、1方向のX線管球を装備した装置をSingle-planeと呼びます。

DSAとは(Digital Subtraction Angiography)

最初に造影剤を入れないで撮影し、その直後に造影剤を注入します。画像処理において差分処理を行い、血管のみを画像上で抽出する手法で、血管の走行が良く分かります。この画像を3次元処理したものを3D-DSAとよびます。

血管撮影の安全に対する取り組み

血管造影検査室では医師をはじめ看護師、臨床工学士、放射線技師及び病棟と連携し、患者さんに安全、安心な検査・治療を行なっています。患者誤認防止策として、患者さんに名乗りをお願いしております。こちらからも名乗りを行い、患者に安心を与えながら、患者誤認防止に努めています。検査・治療に使用する装置、緊急時に使用する機器などはメーカによる定期点検、日々の始業点検を行い、検査・治療が安全に行えるように、装置機器管理を行っています。感染症対策として、検査室内空調はHEPAフィルタを使用し、また検査・治療に応じた感染症対策を行っています。検査・治療時の放射線量を面積線量計からモニタリングすることで、線量管理を行っています。医師、看護師、臨床工学士、放射線技師が協力して行うことで、安全な検査・治療を実施しています。検査時には“アンギオチェック表”を使用、検査・治療後はアンギオ看護記録を使用し、病棟と連携することで安全な検査と患者さんのケアを行っています。医療安全講習会、感染対策講習会に年2回以上参加を義務付けています。